「この土地ではムリかも」から始まった家づくり
家づくりを考えるとき、最初に立ちはだかるのが「土地の条件」。
「狭いから理想の間取りは無理かも」「日当たりが悪そう」「収納が足りなくなるかも」…
そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するお施主様も、まさにそうしたお悩みをお持ちでした。
奥さまのご実家の敷地内にある離れに、ご夫婦とお子さまで暮らしていたご家族。
お子さまの成長とともに、それぞれの個室が必要になり、建て替えを決意されました。
しかし、敷地は決して広い方ではありません。
「この限られた土地で、理想の家が建てられるのだろうか？」
最初はそんな不安な気持ちからのスタートでした。
“限られた土地”を味方に変える設計発想
ONENESS設計企画がご提案したのは、
「ロフト＋収納階段」という空間を活かすアイデア。
これまで“デッドスペース”として見過ごされがちだった階段部分を、収納として機能させることで、家全体の収納量を格段にアップ。
さらに、各個室にもロフトを設けることで、「高さ」という次元をうまく活かし、実際の床面積以上に“暮らしの広さ”を感じられる家となりました。
このように、限られた敷地でも“設計力”によって暮らしやすさは大きく変えることができるのです。
家は“広さ”ではなく、“考え方”で変わる。
これはONENESS設計企画が大切にしている設計思想の一つでもあります。
階段が“家具”になる。収納階段の魅力
お施主様邸の大きな見どころのひとつが、職人の手仕事によって仕上げられた「収納階段」です。
一段一段がまるで家具のように美しく、デザイン性と実用性を兼ね備えています。
「見せる収納」と「隠す収納」を自然に融合させたことで、生活感を出さずにモノをすっきり収納できます。
特にお子さまが成長するご家庭では、“物が増える”ことが悩みのひとつ。
収納階段は、そんなご家庭にとって心強い味方です。
階段の側面には本棚を設けたり、下部を大容量の引き出し収納にしたりと、暮らしに合わせて自由にアレンジできるのも特徴です。
光と風を上手にデザインする
「限られた空間を、どう心地よくするか。」
その答えの一つが、光と風の設計です。
お施主様邸では、リビングの大開口窓と深い軒が印象的。
夏は強い日差しを遮り、冬は暖かい光をたっぷりと取り込みます。
時間とともに光が移ろうリビングは、季節を感じられる心地よい空間に。
また、自然光を上手に取り入れることで、
昼間は照明に頼らずとも十分な明るさを確保。
“エネルギー効率の良い暮らし”を自然に実現しています。
こうした自然エネルギーを上手に取り込む考え方は、住まいの快適性と省エネを両立させる、ONENESSの設計思想の根幹です。
“不安”が“落ち着き”に変わる家
お施主様に完成後の感想を伺うと、こんな言葉が印象的でした。
「“狭い”という不安が、いつの間にか“落ち着く”に変わりました。
家族の距離が近いって、こんなに心地いいんですね。」
限られた空間の中に、家族のつながりや気配が自然に感じられる距離感。
それこそが、“広さ”では測れない豊かさ。心が満たされる家って素敵ではありませんか？
性能面のこだわり：空気まで設計された家
ONENESSの家は、デザインや間取りだけではありません。
空気の質にもこだわっています。
お施主様邸では、ONENESS独自の特許換気技術「Q換調」を採用。
花粉・PM2.5・ウイルスなどの有害物質を外からシャットアウトし、
常に清潔で快適な空気環境を維持しています。
換気力は、建築基準法の約4倍。
さらに、温度ムラを抑えることで、
一年を通して“家の中のどこにいても快適”な空間を実現。
小さなお子さまやアレルギー体質の方がいるご家庭でも、
安心して暮らせる健康住宅です。
「設計力」がつくる“暮らしやすさ”
今回のお施主様のお家では、土地の条件を“制約”ではなく“可能性”と捉えたことで、新しい暮らし方を実現しました。
私たちONENESS設計企画が何より大切にしているのは、お客様の「こうしたい」を“どうすれば実現できるか”の視点で考えること。
“できません”ではなく、
“こうすればできます”と提案できる設計力。
それが、私たちが誇る技術であり、信頼の理由であると自負しています。
「家を建てたいけど、何から始めればいいの？」
そんな方にまずおすすめしたいのが、実際の施工例を知ることです。
カタログや広告ではわからない“リアルな暮らし”や“設計の工夫”が、
写真やストーリーから見えてきます。
今回ご紹介した“空間を活かした収納上手なお家”も、
「限られた土地でもここまでできるんだ！」という気づきが詰まった実例です。
是非、たくさんの施工事例を見て、参考にしてみてくださいね！
今回ご紹介した施工例ページはこちらです。
→ 空間を活かした収納上手なお家